今年のいくつかのトピックを振り返ってみると、昨年に引き続き、3月にWikigap in Kanagawaが神奈川県立図書館で開催され、Wikipediaの山川菊栄の日本語ページをはじめ、神奈川ゆかりの女性たちの項目が充実していきました。山川菊栄の外国語版のページでは、昨年3月には、英語はもとより、中国語、韓国語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、カタル―ニヤ語、インドネシア語、南インド・マラヤーラム語版がありましたが、現在、アラビア語やフィリピンの中央で話されているビコール語のページが新たにうまれています。また、「赤爛会」はベンガル語のページも作成されています。
2021年8月10日に亡くなった、山川菊栄記念会代表だった井上輝子さんが賀谷恵美子さんとともに書いた論文を含む、ゲルマー、ヴェーア編 Handbook of Feminisms in Japan(Japan Documents, JA) 『 日本におけるフェミニズム・ハンドブック』、極東書店、2025年)がすでに刊行されています。
山川菊栄については、エリッサ・フェイソンさんの書いた第31章「Socialism and Marxism: Feminist Critique of Women’s Labor under Capitalism( 社会主義とマルキシズム:資本主義下女性労働のフェミニスト評論)」のなかで、戦前からの評論活動と赤爛会結成、そして戦後の労働省婦人少年局長就任に触られています。