山川菊栄賞受賞作一覧

神奈川県立図書館の山川菊栄コーナー
神奈川県立図書館新本館の山川菊栄コーナーに並ぶ歴代受賞作。事前許可を得て撮影しています。

第1回1981年-第34回2014年

第34回最後の授賞式記録動画(WAN女性学講座収録)Youtube内

第1回 (1981年度)

柴田博美、 冨沢真理子、星野弓子、 山田敬子 「山川菊栄の研究報告」
(「婦人問題懇話会会報」 No.34、pp52-71) NDLデジタルコレクションへ

第2回 (1982年度)

鈴木裕子 「山川菊栄集」 全10巻 (岩波書店) の編集 解説

第3回 (1983年度)

福井美津子の翻訳2著; ポールデザルマン原著 「異文化の女性たち」 (新評論) 及びジゼール アリミ原著「女性が自由を選ぶとき」 (青山館)

第4回 (1984年度)

亀山美知子 「近代日本看護史 ⅠⅡ」 (ドメス出版)

第5回 (1985年度)

女たちの現在を問う会 「銃後史ノート」 第1号~第10号

第6回 (1986年度)

粟津キヨ「光に向かって咲け」 (岩波新書)

グレゴリー・M・フルーグフェルダー 「政治と台所」 (ドメス出版)

第7回 (1987年度)

李順愛、崔映淑、 金靜伊 李効再原著 「分断時代の韓国女性運動」 (御茶の水書房) の共同翻訳

第8回(1988年度)

金栄、 梁澄子「海を渡った朝鮮人海女」 (新宿書房)

有賀夏紀『アメリカ・フェミニズムの社会史』 (勁草書房)

第9回 (1989年度)

大林道子 「助産婦の戦後』 (勁草書房)

第10回(1990年度)

該当作・該当者なし

第11回 (1991年度)

浅倉むつ子 「男女雇用平等法論」 (ドメス出版)

第12回(1992年度)

働くことと性差別を考える三多摩の会 「おんな 6500人の証言-働く女の胸のうち」 (学陽書房)

第13回(1993年度)

大沢真理 「企業中心社会を超えて現代日本を〈ジェンダー〉で読む」(時事通信社)

善積京子 「婚外子の社会学』 (世界思想社)

第14回(1994年度)

落合恵美子 「21世紀家族へ」 (有斐閣)

第15回(1995年度)

ウィメンズセンター大阪 「女の月経・女のからだ子宮内症とは」 (ウィメンズセンター大阪)

第16回 (1996年度)

浅野千恵 「女はなぜやせようとするのか一摂食障害とジェンダー (動草書房)

森川万智子 「文玉珠 ビルマ戦線 「慰安婦」だった私」(梨の木舎)

第17回 (1997年度)

藤目ゆき 「性の政治学-公娼制度・堕胎罪体制から売春防止法・優生保護法体制へ―」(不二出版)

第18回 (1998年度)

春日キスヨ「介護とジェンダー 男が看とる女がとる」(家族社)

第19回 (1999年度)

田村雲供 「近代ドイツ女性史 市民社会・女性・ナショナリズム」の語り」(阿吽社)

第20回(2000年度)

柘植あづみ 「文化としての生殖技術一不妊治療に携わる医師の語り」(松籟社)

第21回(2001年度)

天野寛子 「戦後日本の女性農業者の地位-男女平等の生活文化の創造へ」(ドメス出版)
特別賞: 「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク (通称VAWW-NETジャパン)「日本軍性奴隷制を裁く―2000年 「女性国際戦犯法廷」 の記録」 全5巻(緑風出版)

第22回(2002年度)

戒能民江 「ドメスティックバイオレンス」(不磨書房)

第23回(2003年度)

三宅義子「女性学の再創造」 (ドメス出版)

第24回(2004年度)

「性暴力の視点から見た日中戦争の歴史的性格」研究会「黄土の村の性暴力ー大娘 (ダーニャン) たちの戦争は終わらない」(創土社)

第25回(2005年度)

森ます美 「日本の性差別賃金同一価値労働同一賃金の可能性」(有斐閣)

第26回(2006年度)

糠塚康江 「パリテの論理一男女共同参画の技法』(信山社)

第27回(2007年度)

中村桃子 「女ことば」はつくられる」 (ひつじ書房)

第28回(2008年度)

該当作・該当者なし

第29回(2009年度)

堀江節子 「人間であって人間でなかったーハンセン病と玉城しげ」(桂書房)

西倉実季 「顔にあざのある女性たち一「問題経験の語り」の社会学」(生活書院)

第30回(2010年度)

杉浦浩美 「働く女性とマタニティ・ハラスメントー 「労働する身体」と「産む身体」 を生きる」 (大月書店)
特別賞 富士見産婦人科病院被害者同盟原告団「富士見産婦人科病院事件 私たちの30年のたたかい』編集) (一葉社)

第31回 (2011年度)

大橋史恵 「現代中国の移住家事労働者一農村・都市関係と再生産労働のジェンダー・ポリティクス」(御茶の水書房)

第32回 (2012年度)

徐 阿貴 「在日朝鮮人女性による 「下位の対抗的な公共圏」の形成 大阪の夜間中学を核とした運動」 (御茶の水書房)

第33回 (2013年度)

丸山里美 「女性ホームレスとして生きる一貫因と排除の社会学 (世界思想社)

第34回(2014年度)

平井和子 「日本占領とジェンダー―米軍・売買春と日本女性たち」 (有志舎)

塚原久美 「中絶技術とリプロダクティヴ・ライツーフェミニスト倫理の視点から―」(勁草書房)