MIMOZA WAYS ミモザウェイズ1910‐2020の舞台公演に山川菊栄のポートレート登場

女優で劇作家、演出家であるトリニダード・ガルシアさんによる、3世代の日本女性の生き方をジェンダー平等の視点から描くコミカルな演劇「ミモザウェイズ」が東京福生市民会館で2月22日23日の熱気あふれる公演を終えました。2月27日、28日に、福岡・クローバープラザ・クローバーホールで上演されます。

昨年の京都公演やオンライン配信版が改訂され、雑誌『青鞜』の執筆者の一人として、山川菊栄のポートレートが大きく投影され、紹介されています。山上千恵子監督のドキュメンタリー映画「山川菊栄の思想と活動-姉妹よ、まずかく疑うことを習え」を見たことがきっかけとなったとのことです。

映画上映も10年の歴史をもつ「とよなかシニア女性映画祭」で3月12日(日)に予定されています。トークでは山上千恵子監督が登壇されます。

神奈川県立図書館本館展示「性と社会の今」が始まっています。

昨年9月にオープンした神奈川県立図書館本館の1階展示「「性と社会の今。人として自分らしく生き抜く」が始まっています(5月10日まで)。

男性、女性、性的マイノリティを取り巻く現代社会的な諸課題をテーマにした書籍のほか、かながわ女性センターから引き継いだ「男女共同参画関連資料」の歴史紹介、そして、「自分らしく生きる礎となった神奈川ゆかりの女性運動の指導者、山川菊栄関連資料」として神奈川県立図書館の「山川文庫」から1947年の労働省婦人少年局長辞令や当時作成された啓発資料などが見られます。

また「共生社会の先駆者 山川菊栄」(神奈川県立図書館制作、3分)のスライドも上映されています。

第11回シニア女性映画祭(大阪府豊中市)で山川菊栄の映画が上映されます

とよなか男女共同参画推進センターすてっぷホールで「第11回シニア女性映画祭・2023大阪」(3月11‐12日、主催「波をつくる女たち」シスターウェイヴス)が開催されます。3月12日(日)午後に山川菊栄のドキュメンタリー映画が上映されます。合わせて山上千恵子監督のトークショーも開催されます。

http://sister-waves.fem.jp/film-fes_02.html

要申込・3月4日まで

国際女性デーウィメンズマーチ東京2023の賛同団体になりました

3月8日の国際女性デーは世界各地でジェンダー平等実現への人々の声と連帯する日です。

毎年東京で開催されている、ジェンダーに基づく差別や暴力に反対するアクション「ウィメンズマーチ東京」の賛同団体に山川菊栄記念会も手をあげました。

月刊『まなぶ』1月号に山川菊栄紹介記事が掲載されました

山川菊栄記念会事務局長の山田敬子執筆「女性たちの生存権・労働権をめぐるたたかい」が『まなぶ』1月号(労働大学出版センター)に掲載されました。

山川菊栄が一貫して主張してきた女性の労働問題の解決策、特に労働基準法第4条の「男女同一労働同一賃金」への取り組みについて、初代局長を務めた労働省婦人少年局の啓発ポスターや中央婦人問題会議記録(1950年)の山川の発言などを通じて紹介しました。

新春に連続上映会をします!

先月11月3日、山川菊栄の誕生日の日に藤沢で初めて行ったDVD上映会では予想外にお集まりいただき、図らずもお断りする事態になり、申し訳ございませんでした。ご参加いただけなかった方々のために、

1月11日(水)10時~

1月22日(日)10時~

の日程で上映会を開催いたします。場所は、地元の藤沢市役所内会議室です。問い合わせは、記念会メールまで。

上映会企画の相談も大歓迎です。お気軽にどうぞ。

藤沢で記念会主催のDVD上映会を行いました。

生誕132年にあたる11月3日に、山川菊栄が長く暮らした藤沢で
DVD上映会を行いました。藤沢市役所の会場で60人以上の申し込み
を受け、想定外の満席のためお断りをする事態となりました。
大変申し訳ございませんでした。

年明けに再度催す予定になっております。こちらでも改めてお知らせ
いたします。上映後、初めて山川菊栄の業績を知ったという地元の
方々の率直な感想をたくさんいただきました。若い方にぜひその思想に
触れてほしいというお声が多かったので、普及活動の重要性を
再認識しました。
上映会に先立ち『タウンニュース藤沢版』(10月28日号)にも大きく
取り上げていただきました。改めて感謝申し上げます。

なお、11月19日には、公益社団法人ガールスカウト日本連盟の全国研修会でも
オンラインで上映いただきました。

上映会企画を随時受け付けております。すでにDVDをご購入された方もオンライン
上映や参加人数など開催形式によって、申請をいただく必要がありますので、
ご連絡くださいますようお願いいたします。

ページを更新しました-神奈川県図書館協会との関連記事

山川菊栄の略歴ページに、1955年に山川菊栄が神奈川県婦人図書館員研究会の第1回研究会で講演を行った事実を追加しました。講演タイトルは「何故婦人は本を読まないのでしょう」というもので、家事のため本を読む時間が少なく習慣化されていないと原因を指摘しました。その後、この研究会(通称・女子研)では女性利用者や女性の読書グループを対象とした図書解説目録の作成をめざした活動を開始していきます(同研究会「10年のあゆみ」より)。今日、全国にある男女共同参画推進センター図書室に先駆けた試みといってよいでしょう。

また、山川菊栄文庫のページに、2012年、神奈川県図書館協会から記念会に贈られた表彰状の件を追加しました。

神奈川県立図書館の新本館がオープン!「共生」展示に「山川菊栄」のコーナーが誕生

75年前の1947年9月1日、山川菊栄が労働省初代婦人少年局長に任命されました。奇しくも、9月1日に、神奈川県立図書館の新本館が開館となり、1階の「共生」展示コーナーには山川菊栄が紹介されています。図書館には旧かながわ女性センターから引き継がれた山川菊栄文庫があります。神奈川県立図書館オープンサイトへ